仕手戦というのは、投機が激しくなり、強気と弱気のそれぞれの主役が真っ向から対立している状態のことをいいます。 こういった状態のときには、買い方は相場をあおろうとし、売り方は崩そうとして激しい攻防戦が展開されます。 とはいえ、機関投資家や外国人のウェートが高まっていることもあり、激しい仕手戦は見られなくなっています。
仕手相場というのは、仕手筋がかかわり株価が実態を離れて投機色を強めている状態のことをいいます。
株式の保有動機としては、主に次の2つがあります。 ■投資目的の保有 ⇒ 配当を得ることなどを狙った保有です。 ■利益獲得目的の保有 ⇒ 議決権に基づく支配権の行使によって利益を得ることを狙った保有です。 ⇒ 株式の支配証券としての性格に着目していることになります。 なお、通常、株価は前者、つまり利潤証券としての価値に基づいて形成されますが、その会社が株式の買い占めの対象になったときなど、支配証券としての価値が前面に出てくることになります。
□倒産 □投資信託評価会社