金融の法律ガイドU



失権株について

失権株とはどのようなものですか?

失権株というのは、会社が有償増資を行ったときに、その新株引受権を与えられながら、株主が引受権を放棄して払い込みに応じなかった株のことをいいます。

失権株が増えるケースとは?

失権株は、次のような場合に増えます。

■発行会社の業績が悪く無理な増資の場合
■時価が低く払込額との間にあまり差がないとき
■金詰りで払込資金の調達が難しいとき...など

関連トピック
失権株が出た場合どのように対応するのですか?

失権株が出たときには、発行会社は失権分の新株を発行せず、その分だけ増資を切り捨てることもできます。

しかしながら、それですと当初予定していただけの資金調達ができませんし、体裁もよくありません。なので、失権株については、公募して再募集するケースが多いです。

失念株とはどのようなものですか?

失念株というのは、株式を購入したにもかかわらず、名義書き換えを忘れたり、しなかったりした株式のことをいいます。

配当金や新株引受権は、旧株主に送られますので、その帰属をめぐり実質的な株主(失念株主)と名簿上の株主との間にトラブルが発生することがあります。


下値とは?
失権株と再募集とは?
シティとは?
仕手戦とは?
日本の支配証券は?
失権株とは?
失念株の統一的慣習規則とは?
仕手株とは?
支配証券とは?
資本市場とは?

デューデリジェンス
訂正相場

増益

為替相場の値動き
長期トレンドを把握する
住宅系指標の相場への影響
ストップ・ロス(損切り)
OCOオーダー(自動売買システム)
テクニカル分析とダウ理論
ポンド危機とジョージ・ソロス
一目均衡表は雲
為替相場と原油の関係性
購買力平価とクルーグマンの批判
三大市場(東京・ロンドン・ニューヨーク)
ブルームバーグやロイターを利用
7月〜9月の外為市場の特徴

Copyright (C) 2011 金融の法律ガイドU All Rights Reserved