金融の法律ガイドU



株主資本比率について

株主資本比率とはどのようなものですか?

株主資本比率というのは、株主資本を総資産で除した数値を%で表示したもので、財務の安定性を測る指標のひとつです。

株主資本比率の分類について

2006年5月の会社法施行以前は、株主資本(資本)と純資産は同義だったのですが、新会社法により、純資産は次の4つに分かれました。

■株主資本
■評価・換算差額等
■新株予約権
■少数株主持分

これにより、含み益が大きくなった会社などでは、株主資本が小さく表示されることになりました。

なお、継続性の観点から、金融庁や東京証券取引所では、会計用語とは別に、有価証券報告書や決算短信の開示上、「株主資本」と「評価・換算差額等」の合計を「自己資本」とし、自己資本比率で代替するように定めました。

関連トピック
空売りとはどのようなものですか?

空(カラ)売りというのは、株式を借りて売ることをいいます。具体的には、信用取引を利用した売りや貸株市場を利用した売りを指します。

空売りで利益を得るには?

株価の下落を予想して空売りし、実際に下落したところで買い戻せば利益を得ることができます。

換金売りとはどのようなものですか?

換金売りというのは、資金を捻出するために、保有株式を売ることをいいます。

換金性とは?

売買したいときにいつでも時価で売買できるものを「換金性がある」といいます。


株式先物取引規制とサーキットブレーカー
株式累積投資制度の仕組みは?
株主資本比率とは?
空売り規制とは?
監査法人とは?
株式累積投資制度とは?
ガラ(瓦落)・仮名取引とは?
空売りとは?
監査証明とは?
ガンマ(γ)とは?

純資産
貸借対照表の資産・負債

証券業

レンジ相場から抜け出す
為替相場はゼロサムゲーム
移動平均線とローソク足
ボリンジャーバンド
MACDは移動平均線
ローソク足の種類
節目
トレードプラン
トレンドライン
遅行線
RSIは逆張り指標
FXと外貨預金
トレンドライン

Copyright (C) 2011 金融の法律ガイドU All Rights Reserved