株主資本比率とはどのようなものですか?
株主資本比率というのは、株主資本を総資産で除した数値を%で表示したもので、財務の安定性を測る指標のひとつです。
株主資本比率の分類について
2006年5月の会社法施行以前は、株主資本(資本)と純資産は同義だったのですが、新会社法により、純資産は次の4つに分かれました。
■株主資本
■評価・換算差額等
■新株予約権
■少数株主持分
これにより、含み益が大きくなった会社などでは、株主資本が小さく表示されることになりました。
なお、継続性の観点から、金融庁や東京証券取引所では、会計用語とは別に、有価証券報告書や決算短信の開示上、「株主資本」と「評価・換算差額等」の合計を「自己資本」とし、自己資本比率で代替するように定めました。 |