仕組み債というのは、定期的に決められた利率によって金利が支払われる債券(普通債)とは異なり、特定の投資家のニーズに応じて、金利が元本の支払方法を柔軟に調節した債券のことをいいます。 仕組み債という名称は、金利スワップ取引や株式オプションなどを活用し、元利払のキャッシュフローを「仕組む」ことからきています。
金融機関や企業が一時的な決算対策として私募形式の仕組み債を購入し、会計操作まがいだとして批判されるケースがあります。
具体的な仕組み債としては、次のようなものがあります。 ■ステップアップ債 ⇒ 償還期限が近づくにつれて金利が増えていく債券です。 ■リンク債 ⇒ 株価指数などに連動して元利払が変わる債券です。 ■資産担保証券(アセット・バック・セキュリティーズ=ABS) ⇒ 商業用不動産や金銭債権を証券化したものです。
□手口 □投資信託の収益分配方法