どのようなものがありましたか?
特に昭和40年不況時の日本共同証券による東証第1部修正平均株価(現在の日経平均株価)の1200円防衛は、株価対策の代表的なものといえます。
また、1990年以降の株価低迷局面において、公的資金による株式購入、金融機関の株式売却抑制などの株価対策がとられました。
なお、こうした一連の対策は、市場関係者の間ではPKO(ice Keeping Operation)と呼ばれましたが、これは、国連の平和維持活動であるPKO(Peace Keeping Operation)をもじったもので、市場原理を歪めるものとして批判的な意味合いが込められています。
200年以降の株価対策は?
2000年以降では、2002年1月に銀行保有株を一時的に買い取る銀行等保有株式取得機構が設立されました。
さらに、同年2月には、株価のテコ入れ策として空売り規制が強化されました。 |