金融の法律ガイドU



株価対策について

株価対策とはどのようなものですか?

株価対策というのは、株価が大幅に値下がりしそうになったときに、政府や日銀、証券界などが行う株価テコ入れ策のことをいいます。

この株価対策には、次のようなものがあります。

■増資調整
■金融機関への買い要請
■証券会社への資金援助

関連トピック
どのようなものがありましたか?

特に昭和40年不況時の日本共同証券による東証第1部修正平均株価(現在の日経平均株価)の1200円防衛は、株価対策の代表的なものといえます。

また、1990年以降の株価低迷局面において、公的資金による株式購入、金融機関の株式売却抑制などの株価対策がとられました。

なお、こうした一連の対策は、市場関係者の間ではPKO(ice Keeping Operation)と呼ばれましたが、これは、国連の平和維持活動であるPKO(Peace Keeping Operation)をもじったもので、市場原理を歪めるものとして批判的な意味合いが込められています。

200年以降の株価対策は?

2000年以降では、2002年1月に銀行保有株を一時的に買い取る銀行等保有株式取得機構が設立されました。

さらに、同年2月には、株価のテコ入れ策として空売り規制が強化されました。


勝手格付けとは?
米国と日本の株価格付けの相違
合併差益の柔軟化とは?
株価キャッシュフロー倍率とは?
株価対策とは?
株価格付けとは?
合併交付金とは?
合併比率とは?
株価キャッシュフロー倍率のメリットは?
過去の代表的な株価対策は?

競争売買
クロス

クーポン

タイバーツはドル・ペッグ制
FXに役立つラジオ番組
FRB議長の発言に要注意
英国とEU諸国との関係
リーマン・ブラザーズの破綻
FXで携帯サイトを活用
FXと外貨預金や外貨建てMMF
FXでリスクヘッジ
DIとCIの判断
経済指標・政策金利が米ドルを動かす
カナダドルの上昇・下落要因
損小利大を徹底する
投資スタンスとコスト意識

Copyright (C) 2011 金融の法律ガイドU All Rights Reserved