効力発生日というのは、株主としての権利が発生する日のことです。 企業が公募などの新株を発行する場合は、新株の引受人が発行会社に払込分を払い込む最終日である払込期日が効力発生日となります。
権利放棄というのは、オプションの買い方が権利行使期間満了日になっても権利行使しないことをいいます。
株式分割の場合は、発行会社が決定する一定の日(基準日)に、株式分割の効力が発生します。 従来は、株式分割に伴う新株の作成、割り当て計算におよそ50日間かかることから、取締役会決議により基準日とは別に効力発生日を設定していました。 しかしながら、大幅な株式分割をする企業で需給バランスが崩れ、株価が高騰するケースが起きたことから、2006年より改正されました。 具体的には、基準日の翌日を効力発生日とし、証券保管振替機構を通じて新株の株券がなくても決済できるようになりました。
□短期自社株売買の規制 □出会い