ソルベンシー・マージンというのは、生命保険会社が、将来の保険金の支払いのために積み立てている責任準備金を超えて有する支払能力※を測るものです。 また、このソルベンシー・マージンは、財務の健全性を測る指標として位置づけられています。 つまり、銀行業の自己資本比率に対応する概念といえます。 ※資本勘定、諸準備金等です。
ソルベンシー・マージンの算出は、1995年に成立した改正保険業法において義務づけられました。 これは、規制緩和・自由化が進む中で、保険会社の経営の健全性を早期にチェックする必要性が高まってきたことが背景としてあります。 ちなみに、政府は、ソルベンシー・マージンを含め経営指標を総合的に勘案し、保険契約者の保護に支障がでると判断した場合には、その保険会社に対して、経営改善計画の提出を求めることができます。
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