外−内取引というのは、居住者(内)と非居住者(外)との間で行われている取引の総称です。 この外−内取引は、特に、非居住者相互間の外−外取引との比較で用いられます。
英国のオフショア取引においては、外−内取引が自由化されていますので、名実ともに内外が一致しています。
外−外取引というのは、ある国からみて、非居住者(外)同士が行う取引のことで、その国への資金の流出入を伴わない取引のことをいいます。 オフショア取引を外−外取引に限定することによって、国内金融市場への影響を遮断することが可能です。 ちなみに、ニューヨーク(IBF)や東京(JOM)のオフショア市場は、実際に内−外取引も含めて完全に自由化されているロンドン市場に対して、このような分離方式をとっています。 とっても、日本の為替銀行が国外で外−外取引※を行った場合には、国内外間での資金流出入は発生しませんが、国際収支上では、投資収支勘定に計上される扱いになっています。 ※国内で資金を調達し、国外で運用するようなケースです。
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