手形売買市場というのは、金融機関が手形を売買することにより資金をやり取りするインターバンク市場のひとつです。
コール市場は、1日(オーバーナイト)から1週間を中心とする超短期資金を主たる取引対象にしていますが、これに対して、手形売買市場は、1週間から6か月※までのやや長めの資金を対象にしています。 ※制度的には12か月です。
手形売買市場は、1971年5月に創設された市場です。 この手形売買市場は、1972年6月以降日銀が手形オペを行うようになってから急拡大し、同年末には、コール市場の規模を上回りました。 しかしながら、近年は手形割引・手形貸付形態での銀行借入が伸び悩んでいることもあって、取引対象になる原手形の造成テンポが趨勢的に鈍化してきていてます。 その結果、日本銀行の売出手形分を除いた手形市場プロパーの取引規模も伸び悩んでいます。
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