ショーグン債というのは、正式名称は「東京外貨建て債」というのですが、国際機関や外国の政府・地方自治体、企業などが、日本の投資家を対象に外貨建てで発行する債券のことをいいます。
このショーグン債については、1978〜79年に4本発行された後途絶えていたのですが、機関投資家を中心とする外債投資意欲の高まりを背景として、1985年以降、再度発行されるようになっています。
ショーグン債の発行通貨は、米ドルだけでなく、ECU(欧州通貨単位)建て、豪ドル建て、カナダドル建てと幅広いものとなっています。 また、ショーグン債は、取引所への上場によって、流通面での利便性向上も図っています。
ショーグン債は、普通社債に加えて、1989年に転換社債も解禁となり、英国の海運会社が8月に第1号の発行に踏み切っています。 しかしながら、1990年に入ってからは、普通債、転換債ともに途絶えたままとなっています。
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