金融の法律ガイド



金融取引と情報の非対称性

金融取引における情報の非対称性は?

金融取引における情報の非対称性は、貸し手(資金の出し手)と借り手(資金の取り手)との間で存在することが多いとされています。

これは、借り手は、資金使途である自らのプロジェクトの収益率やそのリスクに関して、比較的多くの情報を有していますが、これを貸し手に正確に伝えるのは非常に難しいということです。

つまり、情報を正確に伝えないことにより、超過利潤を獲得する機会がある一方で、そのような行動が拡大すれば、貸し手は必要以上に資金を出し渋ることになりますので、資金の過少供給が生じます。

銀行の機能とは?

銀行の基本的な機能は、次のようなものであると考えられます。

■融資に関する審査やモニタリング等の借り手に関する「情報生産」機能に特化する。
■生産した情報を「預金」という金融商品に体化することによって、情報の非対称性の問題を解決し、金融仲介を円滑化する。

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このショーグン債については、1978〜79年に4本発行された後途絶えていたのですが、機関投資家を中心とする外債投資意欲の高まりを背景として、1985年以降、再度発行されるようになっています。


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