商工組合中央金庫というのは、商工組合中央金庫法に基づいて設立された一部政府出資の特殊法人のことをいいます。

この商工組合中央金庫は、中小企業協同組合、その他主に中小企業者の団体に対する金融の円滑化を目的としています。

商工組合中央金庫は、原則として取引対象が、商工組合中央金庫に出資している事業協同組合などの所属団体や、その構成員（組合員）に限られていますので、組合系統機関としての性格が強いです。

また、次のような政府の関与が強いのも特徴です。

■出資
■役員任命権
■業務運営上の個別的認可権...など

商工組合中央金庫の資金調達は、商工債券の発行が認められているので、これが主たる資金源となっています。

商工組合中央金庫は、中小企業からの取引ニーズの多様化に応じつつ、その経営基盤の強化を図る目的から、貸出については、貸出対象先の拡大、貸出期間制限の撤廃等の業務の多様化が漸次認められています。

商工組合中央金庫では、次のような証券業務の範囲の拡大や、業務拡充措置も実施されています。

■国債等の窓口販売・ディーリング
■私募債
■担保付社債信託の受託業務
■金銭信託・金銭債権への余裕資金運用...など

□高目誘導

□証券会社が破綻
□ＦＸと外貨預金の手数料
□外貨投資の種類
□ＦＸのスワップと株の配当金