公定歩合とは?
公定歩合というのは、中央銀行が、市中銀行の対して融資する場合に適用する基準金利のことをいいます。
日銀は、公定歩合を上下させることで、民間金融機関の貸出金利を間接的にコントロールします。
公定歩合の決定・変更は?
公定歩合の決定と変更については、日本銀行法によって、日本銀行政策委員会の専決事項になっています。
公定歩合操作は、日銀が金融政策を運営するうえでの基本的な手段となっていますが、その効果には、次のようなものがあります。
■コスト効果
⇒ 公定歩合操作のコスト効果というのは、日銀からの借入コストや、その他金利の変化を通じた効果のことをいいます。
■アナウンス効果
⇒ 公定歩合操作のアナウンス効果とういのは、公定歩合が金融政策のスタンスの基本的な変更を示すものとして、金融機関や企業、個人等の経済主体に受け止められ、その結果、これらの経済主体の経済活動に変化が生じるというものです。 |