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短期プライムレートとは?

短期プライムレートとは?

短期プライムレートというのは、短プラともいいますが、金融機関の短期貸出※のうち、大企業等の最優遇先に適用される貸出金利あるいは手形割引金利のことです。

この短期プライムレートは、1959年に米国を参考に取り入れられたものです。

※返済期間1年未満のものです。

規制時代の短期プライムレート

預金金利が規制されていた時期には、短期プライムレートは、事実上公定歩合に連動して決定されていました。

そのため、硬直的な金利となっていました。

なお、実際には、全国銀行協会の会長行が、公定歩合の変更に合わせて短期プライムレートの変更を発表し、他の金融機関が追随するリーディング・バンク方式がとられていました。

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預金金利が規制されていた時期の短期プライムレートは、事実上公定歩合に連動して決まっていました。

しかしながら、その後、金融自由化の進展とともに、銀行の調達資金に占める自由金利商品の高まりにより利ざやが縮小傾向をたどりました。

こうしたこと等を理由に、1989年には資金調達構造を運用面に反映させるべく、銀行の資金調達コストをもとに算出される新短期プライムレートが採用されました。


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